夫婦で使う銀行口座を選ぶポイントってなんだろう?
こんな方向けの記事です。
この記事を書いている僕は結婚1年目の夫です。
上記の悩みよくわかります。
なぜなら、過去の僕ら夫婦の悩みそのものだからです。
僕の経験も踏まえて新婚夫婦におすすめの銀行口座を解説していくので、ぜひご覧ください。
※「さっさと、おすすめの銀行口座教えてよ。」という方向けにサクッと表にしてみました。詳しくはこちらで解説しています。
銀行名 | 楽天銀行 | 東京スター銀行 | イオン銀行 | あおぞら銀行BANK支店 |
金利(普通預金) | 年0.10% | 年0.10% | 年0.10% | 年0.20% |
ATM手数料 | 月最大7回まで無料(セブンイレブン、ローソン、ファミマ、イオン銀行、メガバンク、ゆうちょなどで使える) | 月最大8回まで無料(セブンイレブン、ローソン、ファミマ、メガバンク、ゆうちょなどで使える) | 限度なく無料(イオン銀行ATMのみ) | 限度なく無料(ゆうちょのみ) |
振込手数料(同じ銀行宛) | 何度でも無料 | 何度でも無料 | 何度でも無料 | 何度でも無料 |
振込手数料(他行宛) | 月最大3回まで無料 | 月最大3回まで無料 | 月最大5回まで無料 | 月最大3回まで無料 |
自動振込サービス | あり | あり | あり | なし(The Savingsが使える) |
お金の悩みを無料でプロに相談したい方はこちらも参考にしてみてください。
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もくじ
【重要】新婚なら銀行口座は最低2つ用意しよう
おすすめの銀行口座を紹介する前に大切なことをお伝えしておきます。
新婚生活を始めるなら、銀行口座は最低2つ用意しましょう。
と思うかもしれませんが、家計をうまくやりくりするには、最低でも2つは必要です。
「貯める用」と「使う用」が必須
具体的には、「貯める用」と「使う用」で銀行口座のすみ分けをすることが大切です。
残念ながら、銀行口座が1つだけではお金はなかなか貯まりません。
なぜなら、貯金への意識が下がるからです。
どっちが節約しようと思いますか?
ここで1つ質問です。
AとBのどちらが節約しようと思いますか?
- A:口座の残高が10,000円
- B:口座の残高が1,000億円
おそらくAですよね。
ちょっと極端な例ですが、言いたいことは、人間はお金があると思ってしまうと、無意識のうちに使ってしまいがちな生き物だということです。
ここで話を戻すと、銀行口座が1つの場合、生活費を使う口座にある程度まとまったお金が入るはずです。同じ口座で貯金もするので。
すると、先ほどのBのようについつい使いすぎてしまうのです。
なので、結果として貯金することができなくなります。
まとめると、新婚夫婦が貯金をしっかりとしていくためには、「銀行口座が2つ必要。」ということです。
【厳選】新婚夫婦におすすめの銀行口座4選
新婚夫婦におすすめの銀行口座を4つに絞りました。
もちろん他の銀行口座もありますが、「新婚夫婦が使うのにおすすめできるかどうか?」という観点で、4つに絞りました。
結果は以下のとおりです。
銀行名 | 楽天銀行 | 東京スター銀行 | イオン銀行 | あおぞら銀行BANK支店 |
金利(普通預金) | 年0.10% | 年0.10% | 年0.10% | 年0.20% |
ATM手数料 | 月最大7回まで無料(セブンイレブン、ローソン、ファミマ、イオン銀行、メガバンク、ゆうちょなどで使える) | 月最大8回まで無料(セブンイレブン、ローソン、ファミマ、メガバンク、ゆうちょなどで使える) | 限度なく無料(イオン銀行ATMのみ) | 限度なく無料(ゆうちょのみ) |
振込手数料(同じ銀行宛) | 何度でも無料 | 何度でも無料 | 何度でも無料 | 何度でも無料 |
振込手数料(他行宛) | 月最大3回まで無料 | 月最大3回まで無料 | 月最大5回まで無料 | 月最大3回まで無料 |
自動振込サービス | あり | あり | あり | なし(The Savingsが使える) |
1つずつ具体的に説明していきます。
楽天銀行
1つ目は、楽天銀行です。
楽天銀行はこんな方におすすめです。
- 楽天ポイントを貯めたい。
- 楽天サービスをよく使う。
- 楽天カードを持っている。
要するに、楽天が好きな方におすすめです。
楽天サービスをよく使う方なら、どんどん楽天ポイントが貯まりやすくなるのでおすすめです。
メリット
楽天銀行を使うメリットは以下のとおり。
- 金利が年0.10%
- ATM手数料が最大7回無料
- 振込手数料が最大3回無料
- 自動振込サービスが使える
- 楽天ポイントがたまる
金利が年0.10%
金利を年0.10%にするためにやるべきことは以下の1つだけです。
- 楽天銀行の口座と楽天証券の口座を紐づけること。
こう思った方も安心してください。
楽天証券の口座を開設する必要はありますが、投資などの取引をする必要はありません。
つまり、ネット上に残高0円の証券口座を作っておくだけです。
銀行口座と証券口座を紐づけるだけで、金利が年0.10%になるなんて超お得ですね。
デメリット
逆に、楽天銀行を使うデメリットは以下のとおり。
- ハッピープログラムのステージを上げるのがちょっと厳しい
ハッピープログラムとは、楽天銀行の優遇プログラムのことです。
どのようにステージが上がるのかというと、以下のとおり。
ご覧のとおりで、ATM手数料を月に7回無料にしようと思うと、「残高を300万円以上にする」 or 「取引を30件以上」しないといけません。
めちゃくちゃお金があればいいですが、ちょっと厳しいですよね。
ということで、ハッピープログラムのステージを上げるのがちょっと厳しいという点はデメリットです。
とはいえ、月に7回もATMを使うことはそんなにないので、「VIP」くらいになれば十分かもです。
東京スター銀行
2つ目は、東京スター銀行です。
東京スター銀行はこんな人におすすめです。
- 条件なくATM手数料を無料にしてほしい
- 厳しい条件なく振込手数料を無料にしてほしい。
- 厳しい条件なく金利を高くしてほしい。
ということで、「お得に使いたいけど、厳しい条件はやめて。」という人におすすめです。
メリット
東京スター銀行を使うメリットは以下のとおり。
- 金利が年0.10%
- 無条件でATM手数料が最大8回無料
- 振込手数料が最大3回無料
- 自動振込サービスが使える
金利が年0.10%
東京スター銀行は、以下の条件さえクリアすれば金利が0.10%になります。
- 給料の受け取り口座に東京スター銀行を指定すること。
とっても簡単ですね。
無条件でATM手数料が最大8回無料
なんと、東京スター銀行の場合、無条件で月に8回もATMを無料で使うことができます。
利用できるATMも以下のとおりで、充実しています。
コンビニ大手3社は網羅しているので、ほぼ困らないですね。
振込手数料が最大3回無料
東京スター銀行は、以下の条件さえクリアすれば振込手数料が最大3回無料になります。
(1)東京スターダイレクト(インターネットバンキング)にご登録いただいているお客さま
(2)「スターワン口座取引明細書」の郵送設定を「郵送しない」としていただいているお客さま
簡単に言うと、
- 東京スター銀行のインターネットバンキングを使う
- 紙の通帳をやめる
という2つやるだけです。
楽天銀行と比べると、超条件がゆるいですね。
デメリット
東京スター銀行のデメリットは以下のとおり。
- 自動振込サービスをネットから申し込みができないこと。
東京スター銀行のサイトによると、以下のように記載されています。
※ 自動振込サービスのお申し込みは店頭、テレホンバンクで承っております。また、インターネットバンキングでも資料請求を受け付けております。インターネットバンキングで資料請求された場合は、郵送でのお申し込みとなります。
わざわざ郵送や店舗まで行くのはだるいですね。
なので、自動振込サービスをネットで申し込めないことはデメリットです。
イオン銀行
3つ目は、イオン銀行です。
イオン銀行はこんな人におすすめです。
- イオンが家の近くにある人
- イオン系のサービスを愛している人
ということで、「イオンが好き、イオンによく行く」という人におすすめです。
メリット
イオン銀行を使うメリットは以下のとおり。
- 金利が年0.10%
- 限度なくATM手数料が無料(イオン銀行ATMに限る)
- 振込手数料が最大5回無料
- 自動振込サービスが使える
限度なくATM手数料が無料(イオン銀行ATMに限る)
限度なくATM手数料が無料というのは大きなメリットですね。
1ヶ月の間に何回もATMを利用するという方には便利かもしれません。
ただ、無料で使えるのはイオン銀行ATMだけになるので、注意しましょう。
デメリット
イオン銀行を使うデメリットは以下のとおり。
- ステージを上げるのが大変
- イオンをあまり使わない人はメリット少ない
ステージを上げるのが大変
デメリットの1つは、ステージを上げるのが大変ということです。
「ステージって何?」というと、以下の表のとおりです。
上の表に書いてあるように、ステージを上げるためには、イオン銀行スコアを獲得しないといけませんが、これが大変です。
イオン銀行スコアがどうすれば貯まるのかを見てみてください。
イオン銀行を使うメリットが一番大きい「プラチナステージ」になるにはイオン銀行スコアが150点も必要です。
なかなか難しそうですよね。
ということで、ステージを上げるのがわりと大変です。
イオンをあまり使わない人はメリット少ない
上記で書いたとおり、イオン銀行は、イオン系のサービスを使えば使うほどステージが上がり、恩恵が受けられます。
つまり、イオン系のサービスをあまり使わない人からすると、それほど使うメリットはありません。
あおぞら銀行BANK支店
4つ目は、あおぞら銀行BANK支店です。
あおぞら銀行BANK支店はこんな人におすすめです。
- とにかく金利が高い銀行に預けたい人
- 条件なしにメリットがほしい人
ということで、わりと誰にでもおすすめできるのが「あおぞら銀行BANK支店」です。
メリット
あおぞら銀行BANK支店を使うメリットは以下のとおり。
- 金利が年0.20%
- 限度なくATM手数料が無料(ゆうちょに限る)
- 振込手数料が最大3回無料
- The Savingsが便利
金利が年0.20%
金利が年0.20%というのはすごいです。
ちなみに、年0.20%は業界ナンバー1です。
しかも、あおぞら銀行BANK支店にお金を預けるだけで年0.20%の金利がつきます。
楽天銀行やイオン銀行のようなめんどくさい条件はありません。
めちゃくちゃいいですよね。
The Savingsが便利
あおぞら銀行BANK支店は自動振込サービスがありません。
その代わりにThe Savingsという貯金できるアプリがあります。
くわしくはこんな感じ。
なので、あおぞら銀行BANK支店を使う場合は、「貯める用」と「使う用」で口座を分ける必要はありません。
- 貯める用:アプリ
- 使う用:口座
という感じで、使えばOKです。
「口座を2つ用意するのめんどくさいな、、、」と思っている方は「あおぞら銀行BANK支店」がいいですよ。
デメリット
あおぞら銀行BANK支店を使うデメリットは以下のとおり。
- ATM手数料が無料なのは、ゆうちょだけ
なので、コンビニとかでお金をおろす場合は手数料がかかってしまいます、、、
とはいえ、ゆうちょなら全国にあるのでそこまで困らないかもしれませんね。
新婚夫婦が銀行口座を選ぶときにもつ疑問3つ
ここでは、新婚夫婦が銀行口座を選ぶときに感じるであろう3つの疑問を解消していきます。
具体的には以下のとおり。
- メガバンクじゃなくていいの?
- ネット銀行って店舗がないけど大丈夫?
- ネット銀行って危なくないの?
それでは、1つずつ解消していきます。
メガバンクじゃなくていいの?
銀行といえば、メガバンクという意識がある人もいるかもしれませんが、メガバンクじゃなくても大丈夫です。
むしろお金を貯めるという観点で言うと、メガバンクじゃない方がいいです。
なぜならメガバンクの金利が低すぎるからです。
メガバンクの金利は0.001%
メガバンクの金利は0.001%なので、仮に100万円を1年間預けても、10円しか増えません。
上記で紹介した4つの銀行と比べてみると、こんな感じ。
- メガバンク:年0.001%
- 楽天銀行:年0.10%
- 東京スター銀行:年0.10%
- イオン銀行:年0.10%
- あおぞら銀行BANK支店:年0.20%
たとえば、メガバンクとあおぞら銀行BANK支店を比べると200倍です。
すごいですね。
ネット銀行って店舗がないけど大丈夫?
こんなことを思うかもしれませんが、店舗がなくてもそれほど困りません。
そもそも銀行に行く機会ってありますか?
僕はほとんどありません。
なので、店舗がなくても気にしなくてもOKです。
困ったことがあったらどうするの?
不安に思うかもしれませんが、大丈夫です。
なぜなら、カスタマーサポートがあるからです。
困りごとがあれば、カスタマーサポートに電話をすれば、解決してくれます。
むしろ、店舗があることで、口座を開設するのに銀行印が必要だったりとめんどくさいですよ。
ネット銀行って危なくないの?
結論、危なくないです。
なぜなら、万が一銀行が倒産した場合でも1,000万円までは保証されるからです。
くわしくは、万が一金融機関が破綻した時(預金保険機構)をご覧ください。
「なんとなく危険そうだから、、、」という気持ちもわかりますが、きちんと情報収集をして判断しましょう。
新婚夫婦が銀行口座を選ぶ際に注目すべきポイント4つ
新婚夫婦が銀行口座を選ぶ際に注目すべきポイントは以下の4つです。
- 金利が高い
- ATM手数料が無料
- 振込手数料が無料
- 使えるATMが多い
くわしく解説します。
金利が高い
新婚夫婦が銀行口座を開設するなら、金利が高いかどうか?に注目しましょう。
なぜなら、金利が高ければ高いほどお金は貯まるからです。
くわしくは上記で説明したとおりなので割愛します。
ATM手数料が無料
ATM手数料が無料かどうかについても注目しましょう。
平たくいえば、ATM手数料は無駄金です。
「たかが100〜200円くらいでしょ。」と思った方は要注意です。
なのに、ATMを1回使うだけで、100円も銀行に取られるわけです。
こんな状況でお金が貯まると思いますか?
もちろん、貯まりませんよね。
なので、ATM手数料が無料かどうかはチェックしておきましょう。
振込手数料が無料
振込手数料についても注目しましょう。
なぜなら、「使う用」と「貯める用」の口座間のお金のやり取りは振込が基本だからです。
この時に振込手数料がかかっていたらバカみたいですね。
貯金をするたびに、手数料を支払っていたら本末転倒です。
なので、振込手数料についても必ず確認しましょう。
使えるATMが多い
使えるATMが多いかどうかは大切です。
僕の妻は個人用口座として地方銀行の口座を使っていますが、苦労する場面が多いです。
せっかくお金を預けていても、使えなかったら意味がないですね。
なので、使えるATMが多いかどうかもチェックしておきましょう。
まとめ:家計の見える化はクレジットカード必須
新婚夫婦におすすめの銀行口座をまとめると、以下のとおり。
銀行名 | 楽天銀行 | 東京スター銀行 | イオン銀行 | あおぞら銀行BANK支店 |
金利(普通預金) | 年0.10% | 年0.10% | 年0.10% | 年0.20% |
ATM手数料 | 月最大7回まで無料(セブンイレブン、ローソン、ファミマ、イオン銀行、メガバンク、ゆうちょなどで使える) | 月最大8回まで無料(セブンイレブン、ローソン、ファミマ、メガバンク、ゆうちょなどで使える) | 限度なく無料(イオン銀行ATMのみ) | 限度なく無料(ゆうちょのみ) |
振込手数料(同じ銀行宛) | 何度でも無料 | 何度でも無料 | 何度でも無料 | 何度でも無料 |
振込手数料(他行宛) | 月最大3回まで無料 | 月最大3回まで無料 | 月最大5回まで無料 | 月最大3回まで無料 |
自動振込サービス | あり | あり | あり | なし(The Savingsが使える) |
家計の見える化はクレジットカードが必須
最後になりますが、家計の見える化にはクレジットカードが必須です。
なぜなら、現金支払いだと、何に使ったのかわからなくなるからです。
もちろん家計簿をつけたらいい話ですが、、、めんどくさいですよね?
なので、クレジットカードを使いましょう。
クレジットカードで精算すれば、
- どこで、
- なにに、
- いくら、
使ったのか自動的に記録してくれます。
ということで、家計の見える化のために、クレジットカードを必ず用意しましょう。
ちなみに、こういうめんどくさい話は今やらないと、ずーっとやらないまま時間が経ってしまいます。
反省点を言うなら、早くやればよかったです。
この記事を読んでいるあなたも今すぐ行動することをオススメします。
今回は以上です。
ではでは!
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