クレジットカードの保険があれば海外旅行保険は入らなくていいのかな?
こんな疑問に答えます。
この記事の大まかな内容
- 海外旅行保険が付帯されたクレジットカードのおすすめ5選
- 海外旅行保険はクレジットカードに付帯の保険だけでは不十分
こんな方は、こちらより飛ばしてご覧ください。
海外旅行保険が付帯のクレジットカードおすすめ5選
海外旅行保険が付帯されたクレジットカードのおすすめ5選
さっそくですが、結論です。
海外旅行保険が付帯されたクレジットカードのおすすめ5選を比較した表が下記です。
保険の種類 | 楽天カード | 三井住友カード | セゾンブルー・アメリカン・ エキスプレス・カード |
REXカード | エポスカード |
---|---|---|---|---|---|
傷害死亡・ 後遺障害 |
2,000万円 | 2,000万円 | 3,000万円 | 2,000万円 | 500万円 |
傷害治療費用 | 200万円 | 50万円 | 300万円 | 200万円 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 | 50万円 | 300万円 | 200万円 | 270万円 |
賠償責任 | 2,000万円 | 2,000万円 | 3,000万円 | 2,000万円 | 2,000万円 |
救援者費用 | 200万円 | 100万円 | 200万円 | 200万円 | 100万円 |
携行品損害 | 20万円 (免責金額3,000円) |
15万円 (免責金額3,000円) |
30万円 (免責金額3,000円) |
20万円 (免責金額3,000円) |
20万円 (免責金額3,000円) |
入院日額 | ー | ー | 5,000円 | ー | ー |
通院日額 | ー | ー | 3,000円 | ー | ー |
それぞれのクレジットカードについて具体的に1つずつ紹介していきます。
楽天カード
- カードブランド:VISA、Mastercard、AMERICAN EXPRESS、JCB
- 年会費:無料
メリット、デメリットを書いていきます。
メリット
- 年会費無料
- カードブランドが選べる
- 5,000ポイントもらえる
- 傷害死亡・後遺症が最高2,000万円補償
メリットは上記の通りです。
デメリット
- 利用付帯
「利用付帯」はデメリットです。
クレジットカードの保険には自動付帯と利用付帯があります。
違いは下記の通り。
- 自動付帯:クレジットカード持っていれば保険が自動についてくる
- 利用付帯:クレジットカードを利用すれば保険がついてくる
楽天カードは利用付帯なので、海外旅行出発前に下記にて利用しないと保険の対象にはなりません!
三井住友カード
- ブランド:VISA
- 年会費:通常1,375円
※今申し込めば年会費が永久無料になります。
仮に30年利用したら年会費が1,375円×30年=41,250円かかります。
ですが、キャンペーン中に申し込めば4万円くらい節約できます!強いですね。
メリット
- VISAブランド
- 年会費無料(今だけ)
- 傷害死亡・後遺障害が2,000万円補償
- もれなく20%還元&1/50の確率で全額タダになるキャンペーン中
上記がメリットです。
デメリット
- 利用付帯
- 補償内容が他より弱い
楽天カード同様に、三井住友カードも海外旅行保険が利用付帯のクレジットカードです。
なので、クレジットカードを使わないと、保険の対象になりません。
また、補償内容が他のクレジットカードと比べて少し劣る点もデメリットです。
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード
- ブランド:AMERICAN EXPRESS
- 年会費:通常3,300円(初年度は年会費無料)、26歳までは年会費無料
メリット
- 自動付帯
- 年会費が初年度無料
- 26歳までは年会費無料
- 傷害死亡・後遺障害最大が3,000万円補償
- 治療費用、救援者必要が合計で最大500万円補償
上記がメリットです。
デメリット
- AMERICAN EXPRESSのみ
- 年会費が高い
上記がデメリットです。
AMERICAN EXPRESSは使えるところが少ないので、クレジットカードとしては使いにくいかもしれません。
あとは、初年度は年会費がないですが、2年目以降は3,300円とわりと高めです。
>>セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードについて詳しくみる
REXカード
- ブランド:VISA、Mastercard
- 年会費:無料
メリット
- 自動付帯
- 年会費無料
- VISA、Mastercardか選べる
- 傷害死亡・後遺障害が最高2,000万円補償
上記がメリットです。
デメリット
- 特になし
REXカードのデメリットは正直ないです。
エポスカード
- ブランド:VISA
- 年会費:無料
メリット
- 自動付帯
- 年会費無料
- 疾病治療費用が最高270万円もある
上記がメリットです。
他のクレジットカードは200万円のところが多いので魅力的ですね。
デメリット
- 傷害死亡・後遺障害が最高500万円しかない
- 救援者費用が最高100万円しかない
デメリットは上記の通りですね。
海外旅行保険はクレジットカードに付帯の保険だけでは不十分
もしかするとこんな疑問があるかもしれません。
なぜなら、治療救援費が足りないからです。
治療救援費用はめちゃくちゃ必要!
海外旅行保険として治療救援費は重要な補償内容です。
治療救援費用が9,335万円もかかったこともある
過去には治療費用、救援者費用で9,335万円かかったという事例も発生しています。
引用:ジェイアイ傷害火災保険(株)2014 年度 海外旅行保険事故データ
仮に9,335万円が治療救援者費用として必要になった場合を考えてみます。
辛すぎますね…😭
特に欧米は高額になりやすいので要注意!
行き先がアジアなら心配ない?
こんな疑問があるかもしれません。
ですが、結論はアジアでも海外旅行保険はあった方がいいです。
たしかにアジアと比べて欧米の方が高額になりがちです。
クレジットカードとは別に海外旅行保険に加入しましょう!
上記のようなトラブルを回避するには海外旅行保険に加入しましょう。
例えば、ジェイアイ傷害火災保険の「クレカプラス」ならクレジットカードで足りない補償を補う保険があります。
足りない部分を補うだけなので通常の海外旅行保険より保険料が安くなります!
クレジットカード付帯の海外旅行保険だけで乗り切る裏ワザ
なぜなら、複数のクレジットカードの補償内容が合算できるからです。
合算することで1枚では不十分は補償内容を補うことができます。
例えば、楽天カードとエポスカードを2枚持っていた場合、合算した保険内容は下記の通りとなります。
保険の種類 | 楽天カード | エポスカード | 楽天カード+ エポスカード |
---|---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 2,000万円 | 500万円 | 2,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 | 200万円 | 400万円 |
疾病治療費用 | 200万円 | 270万円 | 470万円 |
賠償責任 | 2,000万円 | 2,000万円 | 4,000万円 |
救援者費用 | 200万円 | 100万円 | 300万円 |
携行品損害 | 20万円 (免責金額3,000円) |
20万円 (免責金額3,000円) |
40万円 |
入院日額 | ー | ー | ー |
通院日額 | ー | ー | ー |
※年会費が無料のカードなら複数枚持っても損はないですね。
傷害死亡・後遺障害は合算にならないので注意しましょう!
最後に:海外旅行保険が付帯のクレジットカード。結局わたしはどれがいい?
もしかすると、ここまで見てきてこんな疑問を持つかもしれません。
なので、最後にタイプ別におすすめのクレジットカードを紹介して終わりたいと思います。
補償額が大きいクレジットカードがいい方
こんな方には下記のクレジットカードがおすすめです。
- セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード
ただ、2年目以降は年会費がかかるので、その点だけ注意しておきましょう!
>>セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードについて詳しくみる
日常的にもクレジットカードを利用していきたい方
こんな方には下記のカードがおすすめです。
- 楽天カード
- 三井住友カード
上記のカードは利用しないと、海外旅行保険が適用されません。
また、下記のようなキャンペーンも実施されているので、日常使いもしやすいクレジットカードです。
- 楽天カード:5,000ポイントプレゼントの新規入会特典があります!
- 三井住友カード:もれなくご利用金額の20%プレゼント!+1/50の確率でお買物利用がタダになる「タダチャン!」があります!
今後使うかわからないけどとりあえず保険はほしい方
こんな方には下記のカードがおすすめです。
- REXカード
- エポスカード
どちらのクレジットカードも年会費無料で、海外旅行保険が自動付帯されています。
なので、普段利用しなくても持ってるだけで損はないです。
以上になります。
最後までお付き合いありがとうございました!
ではでは!
海外旅行保険が付帯のクレジットカードおすすめ5選