お金の話でもめたくないな。
こんな疑問に答えます。
この記事を書いている僕は結婚して1年の夫です。
僕は新婚夫婦のお金の悩みがよくわかります。
なぜなら、自分も過去に悩んでいたからです。
具体的には、結婚してすぐのころ以下のように思っていました。
こんなふうに思っていましたが、結婚して1年が経った今では、悩みを解消することができました。
そんな僕の経験もヒントになればと思って記事を書いています。
この記事を読んで、お金の管理に関する悩みを解消しましょう。
すぐに新婚夫婦のお金の管理方法が知りたい方は、こちらよりご覧ください。
もくじ
新婚がお金の管理で喧嘩しないためのファーストステップ
新婚夫婦のお金の管理方法を紹介する前に、やっておくべき大切なことを伝えておきます。
それは、話し合うことです。
新婚夫婦がお金のことで喧嘩しないためには、話し合いが必須です。
お金の話は特に、シビアになりがちなので、テキトーに進んでいくと喧嘩の火種になりますよ。
- もっと俺の小遣い増やせよ!
- あなたの給料が低いから大変よ!
- お前が浪費するからお金が貯まらないんだろ!
みたいな感じで。
悲しい将来にならないために、新婚のうちにお金の管理についてしっかりと話し合っておきましょう。
新婚夫婦が話し合っておくべき2つのこと
新婚夫婦が話し合っておくべき2つのことは、以下のとおりです。
- 人生プラン
- お金の管理方法
どちらも最初に話しておかないと、後悔します。
必ず話し合っておきましょう。
人生プラン
人生プランについて話し合うべき理由は、人生プランによって必要なお金が変わってくるからです。
話し合うべき人生プランを箇条書きにするとこんな感じです。
※あくまで、一例です。
- こどもは何人ほしい?
- 車はほしい?
- マイホームはほしい?
- 家族との同居はある?
- 共働きを続ける?
- 収入はどれくらい?
たとえば、こどもは何人ほしいのか?によって必要なお金は大きく変わります。
こどもを育てるのに、1人あたり2,000万円ほど必要と言われてるので、
- 0人なら、0円
- 1人なら、2,000万円
- 2人なら、4,000万円
- 3人なら、6,000万円
くらいは必要だとわかりますね。
というように、人生プランによって、どれくらいお金を貯める必要があるのかが変わってきます。
人生プランでかかるお金を知りたいなら
こんな方は、以下の本がおすすめです。
人生で具体的にどれくらいお金が必要なのかが1冊にまとまっています。1家に1冊あると便利ですよ。
お金の管理方法
お金の管理方法についても話し合っておきましょう。
きちんと話し合っておかないと後で必ず後悔しますよ。
と、言ってる人会社にいませんか?
こんな人になりたくないですよね。
残念な未来にならないように、お金の管理方法についてはお互いが納得するまで、話し合いましょう。
※意見が食い違うと、ちょっと揉めるかもしれませんが、一時的な傷にすぎません。一生の傷にならないためにも話し合いは必要です。
話し合いの際に、次のパートで紹介するお金の管理方法を参考にしてください。
-
【厳選】新婚夫婦の共通口座におすすめの銀行4選【口座は2つ必要】
新婚夫婦のお金の管理方法は、3パターン
新婚夫婦のお金の管理方法は主に3パターンです。
- 夫(妻)が家計を管理
- 各自が家計を管理
- 2人で家計を管理
1つずつ、メリット・デメリットに分けて説明していきます。
※新婚夫婦の生活費にスポットライトをあてた別記事も書いています。もしよろしければこちらも参考にしてください。
-
【実話】新婚夫婦に必要な生活費と内訳【分担方法は3つ】
夫(妻)が家計を管理
1つ目は、「夫(妻)が家計を管理する方法」です。
つまり、生活費も貯金もすべて夫もしくは妻のどちらかが管理するということです。
この場合、個人のお金はお小遣い制になります。
メリット
夫(妻)が家計を管理するメリットは以下のとおりです。
- 家計を管理しない方は楽
- 計算がめんどくさくない
- 家計として管理しやすい
家計を管理しない方は楽
家計を管理しない方は楽ですね。
もらえるお小遣いだけで支払う分しか気にしなくていいので。
家計を管理しない方は、「今月は電気代がいくらで、水道代がいくらで、食費が、、、」なんて考える必要なしです。
計算がめんどくさくない
夫(妻)が家計をすべて管理するなら、計算がめんどくさくないです。
なぜなら、財布を1つにできるからです。
夫の給料も妻の給料もすべて家に入ったお金と考えれば、めんどくさい計算は不要ですね。
家計として管理しやすい
財布が1つなので、家計が管理しやすいです。
何にいくら使ったかも1つの財布からすべて支出されるので、管理が簡単ですね。
デメリット
一方で、夫(妻)が家計を管理するデメリットは以下のとおりです。
- お小遣いが少ないと不満になりやすい
- 管理する側の自由にお金を使えるようになる
- 夫(妻)に家計管理の負担が集中してしまう
- 個人のお金は貯まりにくい
お小遣いが少ないと不満になりやすい
お小遣いが少ないと不満になりやすいです。
何度も書いてしまい申し訳ございませんが、
- 俺の小遣いこんだけしかないよ、、、
- もっと小遣いあげてくれよ〜
こんな風に言ってる人たくさんいますね。
管理する側の自由にお金を使えるようになる
管理する側は自由にお金を使えるようになってしまいます。
これくらいなら、可愛いですが、「家族のお金」と「個人のお金」の区別がつかなくなってしまうと危険です。
夫(妻)に家計管理の負担が集中してしまう
夫(妻)が1人で家計管理をするので、家計管理の負担が夫(妻)に集中してしまいます。
と、2人とも思っていたらつらいかもしれないですね。
個人のお金は貯まりにくい
残念ながら、個人のお金は貯まりにくいです。
めちゃくちゃお小遣いがもらえれば話は別ですが、基本的には最低限のお小遣いしかもらえません。
なので、個人が自由に使えるお金を貯めるのは難しいです。
各自が家計を管理
2つ目は、「各自が家計を管理する」という方法です。
つまり、生活費・貯金すべての管理を各自でやるということです。
具体的には、こんな感じです。
- 生活費:項目ごとに分担して支出
- 貯金:生活費を支出して、残った分を各自が貯金
なので、仮に夫が家賃と食費担当だとしたら、家賃と食費を支払ったら、後は勝手にして下さいという感じです。
メリット
各自が家計を管理することのメリットは以下のとおりです。
- お互いの収入・貯蓄を明かさなくてよい
- 自分で自由に使えるお金がたくさんできる
- 万が一離婚した際もお金で揉めにくい
お互いの収入・貯蓄を明かさなくてよい
各自が家計を管理する場合、お互いの収入や貯蓄金額を明かす必要がありません。
なので、「自分の収入とか貯金とか夫婦であっても知られたくないよ。」という人にとってはいいかもしれません。
自分で自由に使えるお金がたくさんできる
各自で家計を管理するので、自分が自由に使えるお金が増えます。
「お小遣い少なっ、、」と悩む必要がない点はメリットですね。
万が一離婚した際もお金で揉めにくい
新婚の時に考えるべきことではないですが、事実なので書いておきます。
もしも離婚となった際も、各自で家計管理をしておけば、揉めにくいです。
あくまでお金の管理は各個人にあるので。
縁起でもないですが、、一応メリットです。
デメリット
一方で、デメリットは以下のとおりです。
- 夫婦としてのお金が貯まりにくい
- 相手がお金が貯めているのかわからない
夫婦としてのお金が貯まりにくい
各自で家計を管理してしまうと、夫婦としてのお金は貯まりにくくなりますね。
こどものこととか、マイホームのこととか将来のことを考えると、ちょっと不安になるかもしれません。
相手がお金が貯めているのかわからない
各自で家計を管理すると、相手がどれくらい貯金しているのかを把握できません。
なので、どうしてもお金が必要になった時に、
という残念なことになるかもしれないです。
2人で家計を管理
最後は、「2人で家計を管理する」という方法です。
つまり、生活費も貯金もすべてを夫婦2人で管理します。
※ちなみに、我が家では、「2人で家計を管理」という方法を採用しています。
メリット
2人で家計を管理することのメリットはこんな感じです。
- お金の負担が公平なので喧嘩になりにくい
- 夫婦2人ともが家計の状況を把握できる
- 個人で使えるお金も確保できる
- 確実にお金を貯めることができる
お金の負担が公平なので喧嘩になりにくい
2人で家計を管理すれば、喧嘩になりにくいです。
なぜなら、お金の負担が公平だからです。
2人で毎月決まった額のお金を共通の財布にいれるので、「自分ばっかり、家計にお金を入れてる、、、クソ〜」という気持ちは起きません。
つまり、2人で家計を管理すれば、喧嘩に発展しません。
夫婦2人ともが家計の状況を把握できる
他の2つと違って、夫婦2人で家計の状況を把握できます。
そのため、
来月はこうしよう!
みたいに建設的なやりとりができます。
個人で使えるお金も確保できる
お小遣い制じゃないので、個人で使えるお金を確保できます。
しかも、毎月決まった額を家庭に納めるという形であれば、昇給した分は自分が自由に使えるお金になります。
自分にメリットがある方が、仕事へのモチベーションも上がりますね。
確実にお金を貯めることができる
夫婦2人で家計管理をすることで、確実に夫婦のお金を貯めることができます。
なぜなら、毎月決まった額を2人が夫婦の貯金に回すからです。
貯金も夫婦2人で管理すれば、「思ったより貯金してないじゃん!」となることを防げます。
デメリット
逆に夫婦2人で家計を管理するデメリットを紹介すると、以下のとおりです。
- 共同の財布の使い道でもめるかも
夫婦2人で家計を管理していると、共同の財布の使い道でもめる可能性が高いです。
なぜなら、共同の財布の元手は、2人が出し合ったお金だからです。
自分が出したお金で、無駄遣いされていたらもちろん嫌ですよね?
なので、家計管理を2人ですると、使い道を厳しく追及されるかもしれません。
まとめ:家計の見える化は必須
最後にまとめです。
新婚夫婦のお金の管理方法は以下の3つでした。
- 夫(妻)が家計を管理
- 各自が家計を管理
- 2人で家計を管理
どれが正しいということは、ありません。
夫婦2人で話し合って一番よい形で、お金の管理をしていきましょう。
家計の見える化は必須
お金の管理方法に正解はありませんが、夫婦でお金を管理していく上で、マストでやるべきことはあります。
それは、家計の見える化をすることです。
家計の見える化をすることは、地図を持つことと同じです。
同じように、家計も見える化をすれば、うまく貯金できているのか?このままのお金の使い方だとやばいのか?を知ることができます。
※我が家では、月に1度「収支報告会」として簡単に前月の家計簿を見て、2人で振り返りをしています。
家計の見える化のやり方
こんなことを思う方もいるかもしれないので、答えておきます。
結論から言えば、家計簿をつければOKです。
紙でも、アプリでもどちらでもいいですが、ズボラな方には、アプリがおすすめです。
僕もズボラなので、マネーフォワードMEというアプリにお世話になっています。
マネーフォワードMEについて知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。
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【安全なの?】マネーフォワードの口コミ・評判【ズボラにおすすめ】
おまけ:新婚におすすめしたいお金の管理の本
おまけです。
新婚におすすめしたいお金の管理に関する本を2冊紹介して終わります。
1冊目:
人生でお金がどれくらい必要になってくるのか?を知ることができます。
2冊目:
お金に困らないで生きる知恵を教えてくれます。超具体的に解説してくれていますよ。
今回は以上です。
ではでは!
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【実証済み】ズボラ新婚夫婦も貯金できる3つのコツ【平均貯金額も】