できればなんとなく怖いし、持ちたくない。
海外旅行にクレジットカードなしで行く場合のメリット、デメリットを教えてほしい。
こんな悩みにお答えします。
なので、海外へ添乗員として行くことも多くあります。
この記事の大まかな内容
- 海外旅行はクレジットカードなしでもOK
- 海外旅行にクレジットカードなしで行く2つのメリット
- 海外旅行にクレジットカードなしで行く5つのデメリット
- 海外旅行にクレジットカードなしで行く2つの方法
もくじ
【結論】海外旅行はクレジットカードなしでもOK。だけど条件付きで
まず、結論から言うと、海外旅行はクレジットカードなしでも条件付きでOKです。
なぜOKかと言うと、実際にそういう人を見てきたからです。
ですが、条件があるので伝えておきます。
クレジットカードなしでも海外旅行を楽しめる条件
海外旅行でクレジットカードなしでもOKの条件は下記の通りです。
なぜクレジットカードがなしでもOKかと言うと、上記のツアーの場合、個人で支払いをするケースがほとんどないからです。
例えば、下記のツアーの場合にお金が必要なのは飲食、お土産くらいです。
上記以外の海外旅行はクレジットカードが必要?
おそらく、こんな疑問を持つと思います。
なぜかと言うと、ホテルなどでデポジットが発生する場合があるからです。
現金でもデポジットが払えるホテルもありますが、中にはクレジットカードしかNGのホテルもあるのでクレジットカードを持っておいたほうが無難です。
デポジットとは?
簡単に言うと、ホテルに対して支払う人質のようなものです。
他にもホテルの電話で国際電話を利用したり冷蔵庫の飲み物を飲んだりした場合にもデポジットで支払っているお金の中からホテルは徴収します。
なので、特別問題がなければデポジットとして支払った金額はチェックアウトの際に返金されます。
現金でデポジットを払うといいことがない
現金でも支払い可能なホテルもありますが、現金で払ってもいいことはありません。
なぜかというと、帰国日に現地通貨をそんなにたくさん使えないからです。
デポジットとして支払ったお金が返金されるのはチェックアウトの日、つまり帰国日です。
帰国日に1万円分の現地通貨をもらっても正直困ります。
そんなに使い切れません。
なので、現金でデポジットを払ってもいいことはないです。
クレジットカードを持ってた方が無難です。
海外旅行にクレジットカードなしで行く2つのメリット
海外旅行にクレジットカードなしで行くメリットは2点あります。
- なくす心配がない
- 不正に利用される心配がない
当たり前ですが、クレジットカードを持たなければなくしたり、不正に利用されたりする心配はありません。
不正利用されるのはやっぱり怖い…
クレジットカードを作りたくないという人の中にはこんなことを思っている方もいるかもしれません。
ですが、あなたは不正利用分のお金を払うことは基本的にはありません。
カードの不正利用が発生した場合の補償について下記に詳しく書いてあるので参考にしてみてください。
>>【三井住友VISAカード】カード不正利用(不正使用)発生時の補償について
クレジットカードの暗証番号が知られていると補償の対象にならないケースがあります。
なので、暗証番号は絶対に他の人に伝えないようにしましょう。
※カード会社毎に補償の規定は異なる場合があるので最後は各カード会社の規定を確認して下さい。
海外旅行にクレジットカードなしで行く5つのデメリット
海外旅行にクレジットカードなしで行くデメリットは下記の5つです。
- ちょうど使えない
- 保険がついてない
- 盗まれた時に困る
- デポジットが払えない
- 海外キャッシングを利用できない
ちょうど使えない
クレジットカードがないと、現地通貨をちょうど使い切ることができません。
もったいないです。
クレジットカードがあればぴったり使える
クレジットカードがあれば現地の通貨をぴったり使えます。
使い方は簡単です。
保険がついてない
クレジットカードがないと海外旅行保険がついていません。
なので、海外旅行保険の保険料が高くなります。
クレジットカードを持っていれば、クレジットカードに海外旅行保険が付いています(全てのクレジットカードに付いている訳ではありません)。
そのため、クレジットカードを持っていない人と比べて持っている人の方が保険料が安くなります。
例えば、楽天カードだとこんな感じの保険が無料でついてきます。
※保険適用の条件として、海外旅行の代金もしくは行きの空港までの交通費を楽天カードで決済する必要があります。
盗まれた時に困る
現金の場合、盗まれた時が困ります。
上記の通り、現金を盗まれても保険は使えません。
クレジットカードなら盗まれても大丈夫!
クレジットカードも保険の対象にはなりませんが、盗まれても再発行できるので問題なしです。
「盗まれた!」と思ったらカードの停止と再発行の手続きを行いましょう!
※日本と違って海外は特に盗難が多いので注意しましょう。
デポジットが払えない
既に書いた通りで、デポジットが払えないというのはクレジットカードなしで海外旅行に行く際の大きなデメリットです。
海外キャッシングを利用できない
海外キャッシングを利用できないのはデメリットです。
なぜかというと、持ち金がなくなった時に途方に暮れるからです。
海外キャッシングってなに?
簡単に言うと、クレジットカードを使って現金(現地通貨)を引き出すことです。
※正確にはクレジットカード会社から現金を借りるというのが正しいです。
楽天カードのホームページにて「海外キャッシング」についてわかりやすい動画が出ています。
詳しく知りたい方はこちらより見てみてください。
クレジットカードがあれば持ち金が急遽必要でも大丈夫!
ですが、クレジットカードなら海外キャッシングで足りなくなった現金を引き出すことができます。
なので、万が一の場合に利用できるという点で安心できます!
利息とか手数料とかかかるけどキャッシングって大丈夫?
もしかするとこんな疑問があるかもしれません。
ですが、結論から言うとそこまで心配しなくてもOKです。
実は、現金を両替所で交換する際も手数料がとられています。
大金でなければキャッシングの手数料・利息に払う金額と両替所の手数料の金額はさほど変わりません。
※とはいえ、僕個人としては手数料や利息が発生するキャッシングはあまり好きではないので、基本的はカード精算をしています。
口座に現金がないのにキャッシングをすると返済ができなくなり、利息がかさみます。
口座に現金がない方はキャッシングはやめましょう。
最後に:海外旅行にクレジットカードなしでどうしても行きたい方へ
海外旅行にクレジットカードなしでどうしても行きたい方は2つ方法があります。
- 添乗員付きで現地でお金を使わないツアーに参加する
- プリペイドカードを用意する
添乗員付きで現地でお金を使わないツアーに参加する
最初に書いたとおり、現地でお金を使う機会がほとんどなければクレジットカードは不要です。
プリペイドカードを用意する
どうしてもクレジットカードが嫌という方はプリペイドカードという選択肢があります。
プリペイドカードとは?
プリペイドカードとは、あらかじめチャージした金額しか使えないクレジットカードのことです。
日本で言うと、WAONとかSuicaが近いですね。
プリペイドカードを使えばクレジットカードなしのデメリットを軽減できる
プリペイドカードを持って海外旅行に行けば、先ほど挙げたクレジットカードなしのデメリットを多少軽減できます。
海外旅行にクレジットカードなしで行くデメリット
- ちょうど使えない
→ ×:プリペイドカード内にお金が残るのでちょうど使えません。 - 保険がついてない
→ ×:プリペイドカードには保険はついていないので別途必要。 - 盗まれた時に困る
→ ◯:カードの利用停止、再発行ができるので安心です。 - デポジットが払えない
→ ◯:クレジットカードと同じように使えるのでOKです。 - 海外キャッシングを利用できない
→ ◯:チャージした現地通貨をATMで引き出せるので問題なし。
海外で使える人気のプリペイドカード3つ
下記のプリペイドカードが人気です。
- MoneyT Global
※大手旅行会社JTBが発行しているプリペイドカード - マネパカード
※手数料が安くて人気のプリペイドカード - キャッシュパスポート
※家族も入金可能なのでお子様におすすめ
こんな感じです。
ぜひ、楽しい海外旅行にしてください。
ではでは!
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