なんか楽天経済圏のメリットばかり聞くんだけど、デメリットはないのかな?
こんな方向けの記事。
楽天経済圏を使い続けていることからもわかるとおり、基本的には「楽天経済圏バンザイヽ(´▽`)/」派です。
とはいえ、「これは微妙だな〜」と感じていることもあるので、そのあたりをまとめてみます。
実際に楽天経済圏を使っている僕の生の声なので、参考にしてみてください。
と悩んでいる方は、「始めるのか?」「やめておくのか?」を頭で考えながら、読んでみると時間の無駄にならないかと思います。
それではスタートです。
もくじ
楽天経済圏を使う5つのデメリット
さっそくですが、「楽天経済圏を使う5つのデメリット」です。
- 「リボ払い」をすすめられる
- 楽天に資産が集中してしまう
- 毎回エントリーが必要なこと
- メールがたくさんやってくる
- キャッシング・カードローン
「リボ払い」をすすめられる
楽天経済圏のデメリット1つ目は、「リボ払い」をすすめてくるところです。
以下のように「『リボ払い』にしたら、楽天ポイントもらえますよ〜」と大々的なキャンペーンをやっています。
引用:公式サイトより
リボ払いとは?【無駄遣いです】
という方向けに説明をします。
結論を言ってしまうと、リボ払いは無駄遣いなので使わないようにしましょう。
と思うかもしれないですが、ダメです。
なぜなら、一定額の中に手数料(楽天カードの場合、実質年率15%)が含まれているから。
仮に、ご利用残高が50,000円の場合(リボお支払いコース5,000円、実質年率15.00%)。
念のため掲載しておくと、計算式は以下のとおり。
月 | 残額 | 手数料分 | 実質支払い額 |
1ヶ月目 | 50,000円 | 625円 (50,000円×0.15÷12ヶ月) |
5,625円 (5,000円+625円) |
2ヶ月目 | 45,000円 | 563円 (45,000円×0.15÷12ヶ月) |
5,563円 (5,000円+563円) |
3ヶ月目 | 40,000円 | 500円 (40,000円×0.15÷12ヶ月) |
5,500円 (5,000円+500円) |
4ヶ月目 | 35,000円 | 438円 (35,000円×0.15÷12ヶ月) |
5,438円 (5,000円+438円) |
5ヶ月目 | 30,000円 | 375円 (30,000円×0.15÷12ヶ月) |
5,375円 (5,000円+375円) |
6ヶ月目 | 25,000円 | 313円 (25,000円×0.15÷12ヶ月) |
5,313円 (5,000円+313円) |
7ヶ月目 | 20,000円 | 250円 (20,000円×0.15÷12ヶ月) |
5,250円 (5,000円+250円) |
8ヶ月目 | 15,000円 | 188円 (15,000円×0.15÷12ヶ月) |
5,188円 (5,000円+188円) |
9ヶ月目 | 10,000円 | 125円 (10,000円×0.15÷12ヶ月) |
5,125円 (5,000円+125円) |
10ヶ月目 | 5,000円 | 63円 (5,000円×0.15÷12ヶ月) |
5,063円 (5,000円+63円) |
めちゃくちゃもったいないですね。
というわけで、「リボ払い」は何があっても使わないようにしましょう。
詳しく「リボ払い」について知りたい方は、「リボ払いの特徴と利用上の注意(日本クレジットカード協会)」をご覧ください。
注意:「自動リボ払い」になっていないか確認しよう
よくわからないまま楽天カードを申し込んだ場合、「自動リボ払い」になっている可能性があります。
実際に僕は知らないうちに「自動リボ払い」の設定になっていました、、、😓
「自動リボ払い=リボ払い」です。
手数料としていっぱいむしり取られます、、、
必ず楽天カードを使う前に自分の設定を確認して、解除しておきましょう。
解除方法は、「自動リボサービス」の登録を解除する方法を教えてください。(公式サイト)をご確認ください。
楽天に資産が集中してしまう
楽天経済圏のデメリット2つ目は、「楽天に資産が集中してしまう」ということ。
- 楽天銀行
- 楽天証券
- 楽天ポイント
など、すべてを利用すると、お金やポイントを楽天にすべて一存することになります。
なので、自分の資産が楽天の働きによってすべて左右されてしまいます。
たとえば、「明日から楽天ポイントは廃止します!」と楽天が言ったら、それまで貯めてきた楽天ポイントは価値を失います。
ということで、楽天に資産が集中してしまうことはデメリットと言ってもいいかと思います。
楽天銀行が潰れたら、、、
こんなふうに心配になるかもしれないですが、安心してください。
日本には、預金保険制度というものがあります。
なので、仮に楽天銀行が潰れたとしても、合算して元本1,000万円までとその利息分は返してもらえます。
なので、預金が1,000万円未満の人は心配する必要なしです。
※ただし、外貨預金の場合は対象外なので注意しましょう。
詳しくは、「預金保険制度について(公式サイト)」を参考にしてください。
毎回エントリーが必要なこと
楽天経済圏のデメリット3つ目は、ポイントを賢く貯めるためにはエントリーが毎回必要なことです。
楽天は以下のようなキャンペーンをよくやっています。
こうしたキャンペーンは定期的に更新されるので、その度にエントリーをする必要があります。
上記の例で言うと、エントリーをしてから「楽天ペイのSuica」を使わないと、1ポイントももらえません。
ということで、がっつり楽天ポイントを稼ぐには、事前に「エントリー」をすることが必須です。
エントリーの作業は定期的にやる必要があるので、めんどくさいかなと思います。
※めんどくさいと言っても「エントリー」ボタンをタップするだけですが、、、めんどくさがりでスミマセン。
メールがたくさんやってくる
楽天経済圏のデメリット4つ目は、「メールがたくさん届く」こと。
楽天からのメールはやたらと多いです。
- キャンペーンの案内
- カードの利用状況
- 投資情報(楽天証券)
など、内容は様々です。
毎日少なくとも3件くらいは届くかと。
「メールを全部既読にしないと気が済まない!」という人にはちょっとつらいかもしれないですね。
メール配信は停止できる
ちなみに、メール配信は「楽天e-NAVI」から停止することも可能です。
※楽天e-NAVIとは、楽天カードのWeb上のマイページのこと。専用アプリもあり。
引用:公式サイトより
チェックを外して確認画面に進めば、完了です。
ただし、キャンペーンによっては「メール配信が必須」のものもあるので、停止する際は注意しておきましょう。
キャッシング・カードローン
楽天経済圏のデメリット5つ目は、「キャッシング・カードローン」をすすめてくることです。
引用:公式サイトより
こんな感じで、「キャッシングを利用したり、カードローンを申し込んだりすると、楽天ポイントもらえますよ〜」というキャンペーンをしていたりします。
ですが、キャッシングもカードローンも基本的に借金です。
使ったところで、いいことはないです。
ポイントほしさに釣られないように気をつけましょう。
楽天経済圏を使う3つのメリット
続いて、「楽天経済圏を使うメリットを3つ」紹介します。
以下のとおりです。
- ポイントがたくさん貯まる
- ポイントの使い勝手がよい
- 知らない間に節約できてる
ポイントがたくさん貯まる
先ほど、楽天経済圏のデメリットを書きましたが、それを上回るほどポイントはたくさん貯まります。
なんと過去に楽天が発行した楽天ポイントは2兆ポイントだそうです。
1ポイント=1円なので、2兆円分ということになりますね。
参照:「楽天ポイント」、累計発行ポイント数が2兆ポイントを突破(公式サイト)
間違いなく日本最大のポイントです。
楽天ポイントの貯まりやすさについては、「【初心者向け】楽天経済圏とは?【ゆるく10万円得した僕が解説】」にて解説しているのでよければそちらを参考にしてみてください。
-
【初心者向け】楽天経済圏とは?【ゆるく10万円得した僕が解説】
ポイントの使い勝手がよい
楽天ポイントは最高に使い勝手がよいです。
使い道は以下が考えられます。
- 楽天市場で使う
- 提携店舗で使う
- スマホ代に使う
- でんき代に使う
- カード代に使う
など。
特に「カード代に使う」が最高に便利です。
知らない間に節約できてる
楽天ポイントは本当に知らないうちに貯まっていきます。
ただ、それだけで節約になります。
「1ポイント=1円」なので、貯まれば貯まるほど節約になっているということです。
実際にDIMEが2,000名に行った調査によると、ポイントの貯めやすさの満足度では、「楽天ポイント」が圧倒的に1位でした。
参照:貯まりやすいと思うポイントサービスランキング、3位dポイント、2位Tポイント、1位は?
僕もそれほど無理をしているわけではないですが、12万ポイントも貯まりました☺️
まとめ:楽天経済圏のデメリットを回避する3つの解決策
ということで、「楽天経済圏のデメリット・メリット」について見てきました。
ここまでを振り返ると、次のとおり。
楽天経済圏を使う5つのデメリット
- 「リボ払い」をすすめられる
- 楽天に資産が集中してしまう
- 毎回エントリーが必要なこと
- メールがたくさんやってくる
- キャッシング・カードローン
楽天経済圏を使う3つのメリット
- ポイントがたくさん貯まる
- ポイントの使い勝手がよい
- 知らない間に節約できてる
楽天経済圏のデメリットが耐えられそうと思った方は、使う価値ありです。
楽天経済圏のデメリットを回避する3つの解決策
という方もいると思うので、最後に楽天経済圏のデメリットを回避する方法をまとめて終わりにしたいと思います。
「楽天経済圏のデメリットを回避する3つの解決策」は次のとおり。
- ポイントほしさに釣られない
- 完璧を求めすぎてはいけない
- エントリーはルーティン化!
ポイントほしさに釣られない
絶対ダメなことは、楽天ポイントほしさに釣られることです。
もちろん、楽天ポイントがたくさんもらえるキャンペーンには積極的に参加すべきです。
ただ、楽天ポイントほしさに、不要なものまで参加してしまうのはやめましょう。
ポイント以上に失うお金や時間が大きい可能性があるからです。
例として、
- リボ払い
- カードローン
- キャッシング
などは、いくら楽天ポイントがめちゃくちゃもらえるからと言って、手を出してはいけません。
完璧を求めすぎてはいけない
楽天ポイントのSPU(スーパーポイントアッププログラム)で、完璧を求めてはダメです。
なぜなら、完璧を求めると使わないサービスも契約したりする必要があるから。
ですが、16%まで行くのは至難のワザです。
というより、無駄です。
楽天TVとか使いますか?
「使います!」と即答できるなら、OKですが、悩むなら、使わない方がいいですよ。
とはいえ、ズボラな僕でもSPUは、8.5%くらいまでは普通に行きます。
ということで、頑張りすぎずに必要なものだけ使っていくというやり方が正解です。
SPUについてもっと詳しく知りたい方は「【初心者向け】楽天経済圏とは?【ゆるく10万円得した僕が解説】」を参考にしてください。
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【初心者向け】楽天経済圏とは?【ゆるく10万円得した僕が解説】
エントリーはルーティン化!
最後にキャンペーンのエントリーはルーティン化しておきましょう。
というのも、毎回キャンペーンの更新情報を確認するのは時間の無駄だからです。
仮に確認するのに、1分しかかかっていないとしても毎日やったら、365日×1分=365分=6時間5分も1年間で費やすことになります。
もったいないですね。
月1回とか、週1回とか決まった日にエントリーするようにルーティン化しておくとよいですよ。
ということで、今回は以上です。
楽天経済圏にメリットを感じた方はぜひ始めてみてください。無料で始められます。
ではでは!
※楽天経済圏の始め方は「【簡単】楽天経済圏の始め方【3ステップ:ラクして10万稼げた】」を参考にしてみてください。
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【簡単】楽天経済圏の始め方【3ステップ:ラクして10万稼げた】